雨、雨、雨のロンドン。
天気のいい日本の一時帰国から戻ると、いつもがっかりするのは暗く、湿った天気。
そんな中、サーカスに行かないかと1本の電話が。
誘ってくれたのは長年の知り合い、クリスおじちゃん。
一緒に行く予定の人がダメになったらしい。
ラッキー!!
6時45分にロイヤルアルバートホールで待ち合わせ。
久しぶりに会ったクリスおじちゃん。
年々歳とっているのが最近は顕著にわかる。
もらったチケットを見ると、値段は114ポンド。
ひぇー!!
ロンドンはお金がないと楽しめない街だ。
ロイヤルアルバートホール Royal Albert Hall
最後にロイヤルアルバートホールに客として行ったのはいつだったろう?
ここは私の昔の職場でもある。
確か夏のプロムス。
もうはるか昔。
安い当日券を買ってホルストを聴きに行った。
記憶が正しければ当日券は4.50ポンド。
これでちゃんとしたクラッシック音楽が聴けるのは安い。
ロイヤルアルバートホールは、他の劇場とならんでロンドンのアイコン的存在。
クラッシック音楽をはじめ、ロックやポップのコンサート、バレエ、中にテニスコートを作ることもある。
とても美しい建物で、ロンドン観光に来た際にはぜひ建物だけでも見て行ってほしい。
最寄り駅はサウスケンジントン駅、ハイストリートケンジントン駅。
近くには、ビクトリア&アルバートミュージアム、自然史博物館などもある。
シルク・ドゥ・ソレイユ
今回観たショーはシルク・ドゥ・ソレイユのアレグリア。
シルク・ドゥ・ソレイユはカナダのエンターテイメント集団。
毎年1月からロイヤルアルバートホールで開催される風物詩的なショーだ。
彼らはのショーは動物などを使わず、幻想的で美しい。
シルク・ドゥ・ソレイユ、アレグリア感想
サーカスはいくつかのパートに分かれている。
長ーい棒を使った新体操的なもの、アクロバット的なものから幻想的に演出されているものまでさまざま。
各パートの間には、「クスッと笑えるパート」を設けている。
ピエロ的な2人が毎回登場。
ショーの最後、ひときわ大きな拍手をもらっていたのは彼らだった。
ひとつのパートでさんざん降らせた紙吹雪。もうすごい。
「これいつ、どうやって掃除するのかな? 邪魔にならない?」
って思っていたら、次のパートでは幻想的に演出するのに使い、そして掃除までショーに組み込んだのはさすが。
イマドキのサーカスは音楽がライブ演奏。
ドラムセットまでステージにあるよ。。
カナダ、フランス語圏の人たちの為かアコーディオンが多用されていたのが印象的。
サーカスも良かったけど、一番良かったのはドラム演奏だったかな?
いや、自分、何見に行ったの?って。笑