ピザ食べますか?
どうせなら自分で作りません?
今回は世界一カンタンなパン、フォカッチャをチーズとトマトでピザ風にしてみました。
オーバーナイトでカンタン。捏ねない・丸めないお手軽レシピです。
フォカッチャとは
フォカッチャはイタリアのパン。
平たいパンという意味があるそうです。
オリーブオイルを含むフォカッチャは、表面はゴールデンに焼き色が付き、端っこはカリカリ。
焼きたてはこれがウマい。
中の生地は大小の気泡を多く含み、そのためフカフカです。
捏ねずに作れるパンとしても有名。
パン作り初心者さんにオススメのパンです。
フォカッチャの食べ方
フォカッチャはそのまま食べてもいいし、多くの人がサンドイッチにもしています。
これまたイタリアのモッツアレラチーズやルッコラを挟んで。
その他スープと一緒に浸して食べたり、オリーブオイルとバルサミコ酢につけて食べても美味しい。
今回はチーズピザ風にしてそのままランチでも食べられるようにしました。
フォカッチャを焼く焼き型
フォカッチャ生地はオリーブオイルにまみれさせ、そのまま型で焼くのでノンスティックの焼き型がオススメ。
そうでないと焼き上がり時にキレイに取り出せません。
大きく膨らみ発酵するのである程度深さがあるのも必要。
世界一カンタンなパン、フォカッチャ
フォカッチャはとてもカンタンに作ることができます。
オーバーナイトで作れば、捏ねる必要もなく、丸める必要もない。
一晩冷蔵庫で低温発酵、オーバーナイトで12~14時間なので時間はかかりますが、その分片手間でできるとも言えます。
私は前日の夕方仕込んで、翌日のランチにちょうどいい時間でした。
フォカッチャに使う塩とハーブ
フォカッチャの生地に使う塩は普通の塩でもいいけど、焼く時表面に振りかける塩は、良い塩を使うことをおススメ。
ヨーロッパにはソルトフレークという粗塩がフレーク状になったものが普通に売っています。
口に入った時に塩気のアクセントとなるので、あれば是非。
イギリスのソルトフレーク、Moldon saltは一時帰国時に日本で見た記憶があります。
フォカッチャといえば、ハーブのローズマリーを使うのが知られています。
パンの表面にポコポコ空いた穴に、ローズマリーの茎を刺して焼かれているのを見たことがあるかもしれません。
ローズマリーはその独特な香りで日本人には苦手な人もいるかも。
実は私も、あのヤニっぽい香りがちょっと苦手。
なので、私のお気に入りのハーブ、甘い香りがとってもいいタラゴン、ドライのタラゴンを使ってみました。
タラゴンは肉料理にも合いますよ。
【材 料】21cm、深さ5cmの四角い型
強力粉 270g
塩 小さじ1
グラニュー糖 小さじ1/2
ドライイースト 小さじ1(3g)
ぬるま湯(35℃くらい、ほんのり温かい) 200ml
オリーブオイル 大さじ2+仕上げ用
トマト 1個
ケチャップ 適量
マヨネーズ 適量
ピザ用チーズ 適量
ドライハーブ適量
ソルトフレーク適量
あらびきコショウ 適量
【作り方】
ボールに強力粉、塩、グラニュー糖、ドライイーストを合わせる。
軽く混ぜて、ぬるま湯を加えてゴムベラなどで混ぜる。
けっこうネチョネチョした生地ができる。
オリーブオイルを加え、全体に行きわたらせる。
ラップをして冷蔵庫でオーバーナイト、低温発酵させる。
12~14じ時間。
翌日冷蔵庫から出し、オリーブオイルを塗った型に移す。
裏表オリーブオイルを全体につけ、軽く伸ばす。
そのまま復温、発酵2~3時間。(季節によって変わります) 生地が復温し、約2倍の大きさになったらオーブンを190~200℃にセット。
両手にオリーブオイルを付け、指先を使って生地に穴をあけていく。
ハーブ、粗塩を全体にふりかける。
ミニトマト大に切ったトマトを所々に埋め込む。
ケチャップとマヨネーズも所々にポンポンと置いていく。
ピザ用チーズを表面に散らし、粒コショウも挽く。
予熱してあるオーブンで25~30分焼く。
オーブンによって時間・温度は調節してください。
粗熱をとってから型から外し、食べやすい大きさにカット。
詳しい作り方はYoutubeで説明しています。